こんにちわ、あさです^^
玄米って体によさそう!
でも、硬かったりするし、毒があるとも聞くよ。体にいいと思って食べていたのに、腸閉塞になった知り合いもいたし。
そんなこと、思ったことないですか?私はあります。
そんなとき、この本に出会いました。
なんだか気になるタイトル!
出会ったのは数年前。それ以降は、本で教わった方法を守って玄米を炊いています。
ふっくらおいしい玄米を食べています
今日は、内容のおさらいを兼ねて、記事にします。
【結論】どう炊けばいいの?
①数回水を替えながら、17時間以上浸水させる ②圧力鍋以外の調理器で炊く
以上!
そうなんです。結論だけをいうと、たったこれだけなのです。
せっかちな私は、本を最初から読みながら・・・・理由うんぬんよりもとにかく「どう炊けばいいか」を教えてくれ!と思っていたので・・・・結論をサクッと載せてみました^^
毒があるのは本当?
鶴見先生によると、本当のようですね。毒は、4つもあるそうです!!!
この4つもある毒素を取り除く方法が、上で述べた
「水を替えながら17時間以上浸水させて、圧力鍋以外の器具で炊く」
たったこれだけだなんて、本当にありがたい簡単な方法。
毒素①アブシジン酸(ABA)
アブシジン酸は、「種」の外皮にある成分であり、玄米だけでなく大豆、小豆、リンゴ、スイカ、ブドウ、レモン、ミカン、アーモンド、ピーナッツなどにも存在している(ナッツは必ずローストして食べなければなりません)。「種の外皮」には、発芽するまでに酸化したり腐ったりしないように強力なバリアがある。それがアブシジン酸だそうです。そしてアブシジン酸は、人体に摂り込まれると「酵素阻害剤」として体内で悪さをはじめてしまう。消化と代謝の働きを担う酵素を阻害されてしまうと、消化不良や下痢だけでなくさまざまな病気の原因となり、結果として短命になってしまうとのこと。
怖い話ですが、生のアーモンドやフルーツを種ごと食べ続けると、体はそれを消化しようと膵酵素を出し続ける。それでも消化することは不可能なので膵酵素が空になり、膵臓の外分泌腺が炎症を起こして腫れあがってしまう。そこに、膵臓ガンの病巣が出来上がってしまうそうです。怖いですね。
(フルーツを種ごと食べるのは良くないとのことですが、イチゴやキウイは種がとても小さいのでそのまま食べても大丈夫とのこと。ミカンの種は食べないほうがいいそうですよ!)
余談ですが。いつも購入しているミックスナッツがローストしてあるものなのか心配になったので調べてみました。親切なお値段でお気に入りです。
<クルミは生クルミ、その他のナッツは素焼きを使用しています>という記載がありました。とりあえずクルミ以外は生ではないようなので安心しましたが、クルミは生でもいいのかな!?
・・・ってことで、再び調べてみました。すると、やはり生のクルミにもアブシジン酸があるとのこと!!!
それは恐いので、いつも買っているミックスナッツはクルミだけを取り出して、浸水(2時間ほどでいいらしい)またはローストしたいと思います!
アブシジン酸の排除方法は?
長時間、水に浸す。すると、アブシジン酸は水に放出される。
毒素②フィチン酸
フィチン酸そのものは、アブシジン酸のような毒ではありません。むしろ、人体にとって必要な成分なのですが、体内でミネラルと吸着し、便として対外に排出してしまう性質があるそうです。ミネラルは、酵素と同じように“人体を正常に保つ役割”を果たすものなので、そのミネラルを吸着して排出するということは、結果として体がダメージを受けてしまう。
しかしフィチン酸は、食物繊維と同じように体内の不要な成分を吸着して排泄する働きも持っている。体が酸化ダメージを受けるのを防ぎ、ガンを予防する力もあるということも分かってきたそうです。
フィチン酸の排除方法は?
長時間、水に浸す。すると、フィチン酸はミネラルとの吸着を解除するそうです。そうなれば、フィチン酸本来の吸着作用によって体内の不要物質を絡め取って排出する働きをしてくれる。ミネラルも、ムダに排出されることなく働けるというわけです。
毒素③アクリルアミド
アクリルアミドも猛毒だそうです。圧力鍋で高温で炊くことにより「糖化」という驚異的な害ができ、その糖化によって生じるのがアクリルアミド。糖化した食べ物が体によくないというのはよく言われているお話。
アクリルアミドの排除方法は?
圧力鍋で炊かない。(120度以下の圧力鍋ならばOK)
毒素④発芽毒
毒素①と②は、長時間水に浸すことで問題なくなるのですが、今度はこの“水に浸す”ことによって新たな毒、発芽毒が発生してしまう。水に浸され、眠りから目覚めた玄米は、気持ちよさそうに伸びをします。そのとき、自身の中にある毒素も排出するそうです。
発芽毒の排除方法は?
浸水中の汚れた水は捨てる。
さっそく実践してみました
私がいつも購入している玄米はこちら。
農薬節減米とは、「栽培地域において、従来から慣行的に行われている化学合成農薬の使用回数を5割以下に削減して生産されたお米」とのこと。
アマゾンの玄米ランキング1位の商品♪
さぁ!3合炊きますよ~!!
浸水前と浸水後の姿が違いすぎて驚きです!
この玄米が、固いはずない!柔らかいに決まってる!!!!って感じ!!!
オススメ玄米
いつも購入しているのは、こちら
私はアマゾンの定期便を利用しています。
通常購入より安く買えるし、いつでも停止できるし便利です。
毒を排除した上での【玄米の栄養】
今回の著書のなかに、東京大学教授の二木謙三博士がまとめてくださった「玄米二十徳」が載っていました。
引用させていただきます。
二木謙三博士の「十少十多の健康訓」も、基本中の基本である大切なことばかりでした。読んでみたい方はリンクでとんでください。
【玄米二十徳】 ① たんぱく質が白米より20%多い。 ② 脂肪に富んでいる。 ③ 炭水化物は少しも劣らない。 ④ 無機質が多い。 ⑤ ビタミンに富んでいる。特にBが多い。 ⑥ ジアスターゼがある。糖層に多く, 消化を助ける。 ⑦ 繊維質皮質が多い。便通をよくする。 ⑧ 完全食である。白米で鶏を養えば死ぬ。 ⑨ 玄米は生きている。白米は搗かれたときから死んでいる。 ⑩ 玄米は変質しない。果実でも皮を剥いておくと直ちに黴菌が付くのと同じ。 ⑪ 味がよい。玄米は舌にのせたときは甘くないが噛んでいるうちに甘味やたんぱく質の味や脂肪の味などなんとも言えぬ味が生まれてくる。 ⑫ 咀嚼のよい習慣がつく。 ⑬ 食料が自然に減じてくる。 ⑭ 玄米にすれば一日2食にすることが自然にできる。 ⑮ 玄米は炊事が楽である。硬かったら二度炊きができ, 炊き損ねがない。 ⑯ 副食物は簡単なものだけ玄米に適する。複雑な味のものにすると玄米の味が消えてしまう。 ⑰ 嗜好が簡単になる。美食を忌むようになる。 ⑱ 玄米は小児でも病人でも婦人でも適用が自由で広い。 ⑲ 健康度が増す。抵抗力がつき寿命が延びる。 ⑳ 経済が楽になる。
なるほどなるほど~。
結局、人間が健康に生きるための基本って、今も昔も変わらないですね。
著者 鶴見隆史さんは、どんな方?
今回の本の著者、鶴見先生は東京都中央区にある鶴見クリニックの理事長さんだそうです。
クリニックのホームページを読んでみると、鶴見先生の治療方針がとってもナチュラルなんだという印象を受けました。
少し抜粋します ↓
薬に頼る従来の治療法に変わる「代替治療」は日々進化し続けています。鶴見クリニックでは、医師鶴見隆史が栄養学を研究し確立した「鶴見式免疫治療法」を基に、本来、体に備わる免疫力を高めることで完治を目指す治療を行います。1人1人の患者様とじっくり時間をかけて向き合い、様々な物理療法と栄養学を応用しながら、疾患の根本原因にアプローチしていきます。末期ガンや難治性疾患まで、その改善効果には豊富な実績もございます。 国内外の強いネットワークを駆使した最新の栄養学を用い、患者様の「完治」と「予防」、その両方を目指します。 【治療方針】 西洋医学と東洋医学を統合した患者優位の「病気治し治療」に取り組んでいます。 診察に一人一人時間をかけ、徹底的に本質から治す方法(栄養指導・サプリメント指導・ホルミシス・他)にて治療を行っています。 鶴見クリニックでは、「免疫強化」と「原因を改善」する治療を行っております。 抗ガン剤や放射線治療、薬などは副作用も懸念されるため、極力使用しません。 患者様の症状に対して、適切な処置、指導をしております。
いろいろ勉強になりました^^ 鶴見先生、二木先生ありがとうございます。
いろいろな説があるとは思いますが、私はひとまず今回の本で教わった浸水方法、炊き方で実践していこうと思います。
ではまた^^
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